V-Lowマルチメディア放送とは

V-Lowマルチメディア放送の使用周波数帯

V-Lowマルチメディア放送とは、地上アナログテレビ放送終了後に空いたVHF帯の周波数の一部を利用する放送サービスです。
VHF(Very High Frequency)帯は、周波数30MHz~300MHzの電波の呼称で超短波帯とも言います。
そのうちのアナログテレビ放送の1‐3chで利用していた周波数がVHF-Low帯と呼ばれています。

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マルチメディア放送のコンテンツ配信形態

マルチメディア放送は、放送波を使用しデジタル方式により音声や映像、データなどのコンテンツを配信する新しい放送の形態です。

  • 公共性、地域性の強いサービスを実現
  • 音声/画像/データなど多彩なマルチメディアコンテンツを柔軟に租み合わせ、一斉同報(低コスト配信)

アナログラジオ放送とV-Lowマルチメディア放送の違い

V-Lowマルチメディア放送は自治体からのサービスを実現するためのメディアとしての利用が可能な放送です。
これまでの自治体からの情報発信といえば防災行政無線や広報誌、またはウェブサイトやメールでの周知などが一般的ですが、災害時には防災行政無線未整備地区やインターネットの利用が困難な人たちには伝わりにくいという問題がありました。
V-Lowマルチメディア放送では、地域限定で一斉同報や個別端末への情報配信が可能なため、平時は自治体からの広報や観光情報の配信に利用し、災害時は緊急情報や避難情報の配信を自動起動により提供することが可能です。

アナログ放送では地方公共団体の対象が複数あると、直接関係のない地域住民に対しても同じ情報が提供されてしまいます。

アナログ放送

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アナログ方式では1波で一つの内容しか流せない
異なる対象に対して全てがA市A地区の避難情報

V-Lowマルチメディア放送

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デジタル方式なので基本的にデータで送信
地区毎にわけて情報提供も自動起動も可能